iMacのFusion Driveを解除する方法

知り合いがiMacを買ったのですが、Fusion Driveを解除したいと言うので、彼に対するメモ代わりに解除方法を記載します。

Fusion Driveとは簡単に説明するとSSDとHDDを1つのドライブとして扱い、よく使うものや高速化の恩恵を受けるものはSSDに、容量の大きいものやあまり使わないものはHDDに振り分けて、SSDの高速さとHDDの大容量を最大限活かす便利な機能です。

しかし、BootcampでMacにWindowsをインストールする場合は遅いHDDにしか入れられなかったり、何かの問題でRAIDが壊れた場合は復元するのが難しいです。加えて、自分で書き込み場所を把握できないのも、心なしか気持ち悪いので私は解除して使っております。

解除して使うメリットを挙げると、高速なSSDにWindowsをインストールできるので、ParallelsなどでMacとWindowsを同時に使う場合に快適だったり、耐久性を気にしてSSDには入れたくない書き換え回数の多いデータやクラウドで同期しているファイルをHDDに入れられたり、壊れた場合でもデータの救出が簡単という点が挙げられます。
私の場合、仕様頻度の高いシステムやアプリケーションはSSD、ゲームやデータはHDDに振り分けて入れております。


・Fusion Driveの解除方法



1. ⌘+Rでディスクユーティリティーを起動してMacintosh HDを消去。

2. ターミナルに「diskutil cs list」と入力し、CoreStorageのLogical Volume(論理ボリューム)一覧を表示。

3. Logical Volume Group > Logical Volume Family > Logical Volume の UUIDをコピー。

4. 「diskutil cs deleteVolume UUID」と実行してMacintosh HDの論理ボリュームを消去。

5. 再度「diskutil cs list」と入力するとLogical Volume Groupに内包されたPhysical Volumeが2つ確認できます。

6. 5のLogical Volume GroupのUUIDをコピーし、「diskutil cs delete UUID」と実行。

7. 論理ボリュームが解除されてSSDとHDDがそれぞれマウントされるので、ターミナルを終了。

8. 再びディスクユーティリティーを開くと、「ディスクエラーが起きました。元の作業状態に戻しますか?」と聞かれるが「無視」を選択。

9. SSDとHDに別れたボリュームとして使用可能になるので、SSDにMacOSを再インストールして完了。


・Rootlessの解除方法



ちなみに、Bootcampに入れたWindowsをMac上の仮想環境で実行する場合はRootless(System Integrity Protection = SIP)の解除もして下さい。

1.⌘+Rを押しながら起動してリカバリーモードを起動。

2.メニューから「ユーティリティ → ターミナル」と選択してターミナルを起動。

3.「csrutil disable」と入力する。

4.再起動します。

5.確認するにはターミナルで「csrutil status」と入力して「System Integrity Protection status: disabled.」と表示されれば完了です。

ちなみに、SIPをOFFにするとシステムのセキュリティが脆弱になるので、ご利用の際にはくれぐれもご注意ください。

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