「Teclast X89 Kindow」 4:3液晶で書籍が読みやすいだけじゃない激安デュアルOSタブレット 開封レビュー

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「Teclast X89 Kindow」(以下「X89 Kindow」)の 特徴は7.5インチのボディに「iPad(mini)」ライクな4:3のスクリーンを備え、何かに類似している名前から推測できる通り、コミックや雑誌を読むのに最適とも言えるタブレットです。残念なのはCherry Trail全盛の時期に、なぜかBay Trail世代のAtom搭載な点ですが、3D処理やゲームをしなければあまり差はなく、逆にそのおかげでかなり激安なので許せてしまいます。


購入にいたるまで



ウチでは家族が共有して使っている本読み(主にコミック)専用のタブレットがあります。今までは富士通の「F-05E」を使っていたのですが、だんだんと調子が悪くなってきて、ついにタッチパネルが全く効かなくなりました。
本読み用に「Amazon Fire」も使っているのですが、いかんせん重いことと解像度が低いのが家族には不評でした。あと、私以外には結構乱暴に扱われるので、あまり高価なのは買いたくありません・・・スペックが高く、高解像度で、安い・・・となると中華かなぁ?と思っていたら本読みに最適な「X89 Kindow」がかなりの激安価格でセールに出ていたので、購入してしまいました。国内で購入するとだいたい10000円くらい、海外からの輸入で7000〜8000円くらいのタブレットです。

スペックが低いとか、熱がこもるとか、電池が持たないとか、額縁詐欺とか悪評ばっかり聞いていたので、全く期待していなかったおかげか、実際に使ってみると満足度の高い端末でした。
大きさは「iPad mini」よりちょっと小さいくらいですが、プラスチック感バリバリの本体のおかげでかなり軽量です。指でつまんで持っていても、それほど重さは感じません。

液晶の解像度はかなり変則的な1440x1080ピクセルで、ぶっちゃけて言うと8インチのフルHDタブレットの長辺をぶった切った感じです。
Retinaディスプレイモデルの「iPad mini」の解像度が2048x1536ピクセルなので、これと比べると精細感はありませんが十分綺麗です。





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開封レポート



Teclast標準の箱です。「X80 Power」と全く同じでした。
コスト削減で使いまわしているのかな?

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上下の緩衝部分の箱で機種を分けているっぽいです。

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なかなかコンパクトにまとまった筐体でデザインも悪くないと思いますよ。
イメージ画像より額縁(ベルゼ)は広いですが、逆にその方が持ちやすいです。

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背面はかなりプラスチック感がありますが、安いので仕方ないです。
ただプリントが多いのが気になります。背面にはあらかじめ保護シートが貼られていました。

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下側には何もありません。

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上部にはイヤホンジャックとmicroUSBとmicroHDMIがあります。
microHDMI搭載は何気に嬉しいですね。

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左側にも何もありません。すっきり。

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ボタン類は右に集中しています。
ボリュームキーと電源ボタンです。

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申し訳程度に付いているカメラ。

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こちらはスピーカーです。見ての通りモノラル。

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microSDカードはこちらに入れます。
いまいち認識精度がよろしくない気がします。

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変則的な液晶



一般的な8インチ機の「X80 Power」と比べてみます。

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7.5インチの4:3液晶は8インチの16:9のフルHD液晶の長辺を切ったワケではなく(笑)
比率に合わせてきちんと、短編の幅も太くなっています。

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このSamsung製の液晶が結構綺麗で、縦持ちにすると変な線の見える「X80 Power」のものより品質は高いと思われます。


Windowsで使う



16:9の比率が一般的なWindowsのデスクトップなので、ちょっと窮屈な感じがします。
実際にフルHD液晶より横に500ピクセルほど短いわけなので、狭い事は狭いです。

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ならば、4:3比率に合ったゲームでも・・・と思って「デススマイルズ」をやってみた。
比率はちょうど良いんだけど、邪魔な枠が出てしまう・・・設定で消せないのかな?

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AndroidやiPadからの移植アプリだと問題なく表示される事が多いですが、コンシューマからだと、黒帯が出たりします。

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Androidで使う



こちらはロック画面です。
いつも縦長なイメージのあるAndroidなので、何か新鮮な感じがします。

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ホーム画面もiPad比率なので、ちょっと違和感が・・・

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Windowsとの切り替えアプリを起動すると、こんなダイアログが表示されます。

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「X89 Kindow」を購入する大多数の人が目的とする書籍の表示はこんな感じ。
コミックを読むのにピッタリです。

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まとめ



発売当初は「今どきBay Trailかよ・・・」と思って敬遠していましたが、Cherry Trail機をさわれば触るほど、ゲーム以外は大差がないので「安いし、まぁいいか」という気軽な気持ちで購入した「X89 Kindow」ですが、使い込むと意外に満足度の高い端末である事が分かってきます。

悪評の一つだった発熱ですが、言われるとおり結構熱くはなります。しかし、熱を持つのはWindows時に重い処理やゲームをした時くらいで、私の使用目的であるAndroidでの書籍・コミック閲覧や軽めのゲームをする程度では、それほど気になるものではありません。
太い額縁(ベゼル)も人によっては気になる点かもしれませんが、本を読むときには逆に便利なので気に入っています。

ただ、一番気になった部分がバッテリーの持ちです。「X89 Kindow」は3500mAhのバッテリーを搭載しているのですが、さすがに大容量とは言えません。そのためバッテリー持ちを考慮した使用方法じゃないと毎日充電する必要があるくらいです。
(この前に使っていた「F-05E」は10000mAh以上のバッテリーを搭載して、本を読むくらいなら数日から一週間は充電せずに使えました)

とまぁ、デメリットもありますが、4:3の画面比率のメリットや魅力は大きいです。
動画を見る場合は黒帯が出るので、オススメできませんが、書籍メインで使う場合はiPadシリーズ並みに最適な端末です。しかも、iPadだと高価なので、あまり乱暴に使うのは気が引けますが、圧倒的に価格の安い「X89 Kindow」ならば、外に、お風呂に、トイレにと(奥さんにはトイレに持っていくなと、怒られますが・・・)所構わず持ち運び、読み終わればポイっとそこいら辺に置いておける(iPadは毎回スタンドに戻してます・・・笑)ので、壊れるのを気にせず手軽に使えます(笑)

もう一つ言うとスペックも決して低くはないので、Windowsマシンとして使う場合、オフィスのようなビジネスアプリや、簡単な写真のレタッチならば、このマシンだけでこなせてしまいます。






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この記事へのコメント

  • at_s1830

    管理人様こんばんは。
    TeclastがデュアルOSタブを出し始めた頃にX98AirとX90HD(共にWin8.1のみ)を使ってました。
    機種毎に専用箱で、背面はアルミ地金に近いシルバーでしたね。
    CPUが3735Dなので現行機種とは比べ物になりませんが、品質は中華タブとしては頑張っている方でした。
    当時は高級機路線一本だった気がしますが、最近は安価な製品が主力でしょうか…
    IPad miniよりちょっと小さいサイズが欲しかったので、X89 Kindowを購入検討中です。
    2016年10月09日 20:15
  • Yuki

    at_s1830様、お久しぶりです、コメントありがとうございます!

    そういえばX90HDやX98Airの頃は値段も高かったので、中華タブの中では高級路線でしたね。CPUはさすがに時代の差がありますが、液晶とかは今と比べても高いスペックだったと思います。
    でも確かに最近は筐体が安っぽくなった廉価版の「X98 Plus II」や連発している「X80」シリーズみたいに低価格路線に注力している気もしますね・・・

    「X89 Kindow」は面白い端末ですよ。iPad miniのようなこの画面比率の使い勝手はなかなか良いです。古い家庭用ゲーム機のエミュレータを動かす場合にも合っています(一応、違法性がないようにUFOなどで自炊したものです・・・笑)
    しかも、かなりの低価格なのが嬉しいです。

    最大の欠点はバッテリーが持たないことですね・・・Androidで使う分には悪くないのですが、Windowsで作業をすると結構早くなくなります・・・(あと、熱くなります)
    自分の場合、Androidの本読みの手軽さと、軽量のKindowの利便性からiPadより使用頻度が高くなりました。結構オススメです。
    2016年10月10日 10:04

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