「UMIDIGI S2/S2 Pro」DSDS対応で18:9の画面比率が便利なGalaxy S8そっくりなスリムベゼルスマートフォン 開封レビュー

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「UMIDIGI S2」は左右のスリムベゼルによって、6インチの大型液晶ながら小型で持ちやすいサイズを実現したスマートフォン。SoCには最近のデュアルカメラ搭載スマートフォンでは主流になりつつあるオクタコアのHelio P20(ProはHelio P25)を搭載し、メモリ4GB・ストレージ64GB(Proは6GB/128GB)という必要十分な性能を備えたスマートフォンです。
特筆すべきはそのデザインで、ともすれば高額になりがちな720x1440ピクセル(Proは2160x1080ピクセル)と言う18:9比率の変則的な解像度の液晶を採用し、今流行りの長細いスタイリッシュな外観を演出しております。
基本機能も高く、メインカメラには1300万画素と500万画素のデュアルカメラ(RGB+モノクロ)搭載で、疑似的な処理ながら周囲をボカした撮影も可能です。


デザインはGalaxy S8クローン、性能は半分以下だが価格は数分の1の高コスパ



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iPhoneライクなデザインで横長ホームボタンがGalaxyっぽかった「UMIDIGI S」(Sはやっぱり、GalaxyシリーズのSだったのか?)の後継機、「UMIDIGI S2」の初出の情報を見たときは、UMiがまたやってくれたな!と思いました(笑)
縦長のスクリーンとボディに、エッジスクリーンっぽい丸みのあるサイド。角丸になった四隅の処理まで、そのまま「Galaxy S8」シリーズのリスペクトでした。
画面比率18.5:9のGalaxyに対して、こちらは18:9とほぼ一緒。これで似ないハズがありません。

ちなみに2017年現在のスマートフォンで個人的に一番デザインが良いと思うのが「Galaxy S8」です。
(余談ですが、次点がジョブズ存命時のiPhoneシリーズ、その次にデザインが好きなのはWebOS搭載のPalmシリーズですね。5SまでのiPhoneとPalmはデザインがホント良くて、全部集めましたよ・・・LumiaもNOKIA時代の物は大好きです)

さすがに、デザイン(の良い物をリスペクトする事に)に定評のあるUMi。
やはり「Galaxy S8」のクローンを出してきましたか。しかも、バッテリー容量は本家よりも多い5100mAhに、カメラはデュアルレンズ。ボディもオールメタルで在りし日のHTCのようなレッド色が眩しいです。メルマガもバンバン発行して、かなりの力の入れようですね。

こんなモデルは気にならないハズがないでしょう!

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・・・で、こちらが実機です(笑)、さらに本家「Galaxy S8+」とのツーショット。
GalaxyやiPhoneのような有名ガジェットは他所で散々既出なので、ニッチな製品を扱うウチではレビューしていませんが、一応サブ機として毎日使っております。
(近日公開されるGalaxyでデスクトップ用のLinuxが動作する「Linux on Galaxy」が出たらレビューしようかなぁ・・・と思っています)

並べると、サイズ感は結構似てます(笑)ボディサイズも(S8+と)かなり近いですから・・・
でも、後述しますがエッジスクリーンではない事と、上下の黒枠の大きさが違うので、思ったよりはGalaxyっぽくありません。背面デザインは全く違いますしね。

普通に左右のベゼルが狭いデザインの良いスマートフォンです。
金属筐体としての質感も高いので、Galaxyと違った魅力もあります。
クローンを期待して裏切られた感じですが、、逆にかなり好印象ですね!
しかも、指紋センサーの扱いとか、液晶比率からくる使い勝手の良さがあり、かなり気に入りました。
(指紋センサーですが、縦長の上部に位置し扱いづらいGalaxyに比べて、「UMIDIGI S2」はちょうど良い位置にあるので、ロック解除やホーム/戻るボタンの代用として十分使えます)


ディスプレイ・解像度6.0インチ 720 x 1440ピクセル / 2160x1080ピクセル(Pro)
CPUHelio P20 2.3GHz/Helio P25 2.6GHz(Pro)
RAM4GB/6GB(Pro)
ストレージ64GB/128GB(Pro)
OSAndroid 7.0
無線LAN802.11a/b/g/n
BluetoothVersion 4.1
3GWCDMA 850/900/1900/2100MHz
4GFDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz



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▼ こちらはハイスペックな「UMIDIGI S2 Pro」です。
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(記事執筆時点では、まだプレセールで予約受付中です)


開封レポート



外箱はシックな色合いにシンプルな装飾。
内箱にはUMi恒例の同心円模様。
なかなか凝ったパッケージデザインですね。

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アクセサリ類は小箱に入れられてブロックのように詰められていました。
最近このタイプが多いような気がする・・・。
オシャレだし面白いですが、開封がちょっと面倒(笑)

付属品はACアダプタ(海外用)にUSB Type-Cケーブルとオーディオ変換ケーブル。
後はクイックシートに、SIM取り出し用のピンです。
液晶保護シートは貼り付け済みで、さらに専用ケースに入っていました。
至れり尽くせり!

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心なしか細長いです。
しかし、最近このタイプのスマートフォンばかり使っているので、慣れてしまいました(笑)

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ラウンドエッジのガラス面で液晶周辺の指の滑りが良さそうな正面です。

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下部にはUSB Type-Cのポートとスピーカー・マイク。
オーディオジャックが無いので、USB Type-Cから変換して扱います。

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上部には何もなし。スッキリしていますね。

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液晶面から向かって右側には電源とボリュームキーです。
ロック解除に指紋認証等の代替方法を取るなら、あまり押す機会はなさそうです。

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液晶面から向かって左側にはSIMカードスロット。

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裏側にはアンテナ用のラインが入っていますね。

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デュアルカメラは縦に並んでいます。
その下に指紋センサーがあり、ちょうど良く人差し指に当たります。

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SIM取り出し用のピンでSIMスロットを射出した所。
デュアルSIMとは排他利用ですが、microSDカードも扱えます。

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背面上部にもアンテナ用のラインがありますね。
デザインのアクセントにしようと頑張っている感じはありますが、色が違うのでちょっと気になる所。

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こちらは付属の専用カバー。砂地のようなザラザラした手触りで、変わった感じのカバーです。
ドラえもんの石ころぼうしみたい。

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石ころぼうしを被った所。カツオ君の頭みたい。

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折角のレッドカラーが見えなくなるので、カバーは付けずに使います。


折角のGalaxyライクなデザイン。エッジスクリーンなのか?比較



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結論から言うと、有機ELじゃないので曲げられませんから、普通の液晶です。
でも「Galaxy S7 Edge」そっくりだった「Elephone S7」は、液晶ながらレンズ効果っぽいエッジ処理で、エッジスクリーン風に仕上げてきました。それと比べてはどうでしょうか?

▼S7を持っていないので「Galaxy S6 Edge」と比較した「Elephone S7」
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こちらも答えはNOです。
「UMIDIGI S2」は狭ベゼルですが、「Elephone S7」のようなベゼルレスではありません。

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しかし、四隅が角丸になっているので、遠目には「Galaxy S8」と同じようなインフィニティディスプレイに見えますね。
このコーナーの角丸ですが、アプリの「Cornerfly」みたいにソフトウェア処理で行っているわけではなく、なんと物理的に黒い角丸でマスクしているっぽいです・・・
(消灯した状態で、光に当てて見ると分かります・・・なんという力業!)
でも、スクリーンショットを撮るときちんと角が欠けています。

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エッジスクリーン大好きな管理人には少し残念な結果ですが、見た目がイイので良しとします。
(まぁ実際、エッジスクリーンはデメリットも多いですしね・・・笑)
下の写真はついでに撮った「BlackBerry Priv」との比較。
こちらも有機ELのエッジスクリーン機種です。

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起動レポート



では、さっそく起動して初期設定を行いたいと思います。
初期設定画面は他のAndroid端末と一緒なので割愛。

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こちらが初期状態のホーム画面です。
ほぼAndroid標準ですね。

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ドロアーを開いたところ。
初期のアプリやウィジェットは必要最低限のものしか入っていません。

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メニュー画面もAndroid標準のままですが、メーカー独自の部分は日本語化されないですね。

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珍しく、設定内にセンサーのキャリブレーション機能が付いています。

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こちらは近接(Proximity)センサーのキャリブレーション。

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S View coverというアナログ時計の穴が開いたフリップカバーの設定画面。
でも有機ELではない液晶なので、一部点灯って出来ないハズ。電力消費が恐ろしい・・・

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こちらは、その他の専用項目。
LEDの通知設定(私は消費電力が気になるので基本的に全部オフにしますが・・・)や省電力設定があります。

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バッテリーセーバーを時間指定等で細かく設定できます。

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こちらはナビゲーションバーを入れ替えたり、消したりできる設定。
「UMIDIGI S2」はオンスクリーンでホームや戻るボタンを実現しているので、消すと不便・・・と思いきや、背面の指紋センサーを使って、ほとんど代用できます。なので、私はナビゲーションバーはオフにしています。

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こちらはバックグラウンド処理に回ったタスクをクリアする設定・・・だと思う。
私はこの手の設定は「Greenify」を使うので、使っていません。

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使用レポート



一通りの初期設定と、アプリのインストールが終わりました。ナビゲーションバーも消してスッキリ。
私の場合は、指紋センサータッチで戻る、長押しでホーム。
他にADWホームの機能で、ホームをピンチインでスリープ、ピンチアウトでタスク切り替えにしました。

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非常にサクサクで快適に使えます。
では、とりあえずでベンチマークテストを行ってみます。

「61313」となかなか優秀。
中華スマートフォンで普通に使えるラインが40000点くらいなので、それよりも大分上です。
10万円クラスの「Galaxy S8/S8+/Note8」の Snapdragon 835(Exynos 8895のモデルもあります) だと160000点くらい、4~5万円クラスのミドルレンジ用 Snapdragon 652 だと80000点くらいです。
このくらいの性能なら最近のゲームでも十分動きますし、ビジネス用途や普通の作業ならストレスフリーでこなすことが出来ると思います。

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実際にゲームを色々動かしてみます。

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起動直後にナビゲーションバーが出ることもありますが、左端(横向き時は下部)の下向き矢印を押して隠すことができます。

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このくらいの3Dゲームならサクサク動きます。

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F1 2016はちょっと重めのゲームで、クオリティは自動設定ですが、ハイレベルな水準で問題なく動作します。

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DCからの移植ゲームですが、実機よりも奇麗でラグもなく遊べます。

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色々動かしてみましたが、特に重くなるようなゲームはありませんでした。
解像度の低さも幸いしていると思います。

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ジャイロセンサーも搭載しているので、VR系も問題なく動きます。
こちらはCardboardのデモ。VRゴーグルに入れて使えました。

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Andromiumの「Sentio Desktop」による、なんちゃってDeX Stationです。
マウスとキーボードを繋げて、さらにマルチウィンドウを生かして、デスクトップPCライクに使えます。

しかし「UMIDIGI S2」はAndroid 6.0なのでこちらの古いバージョンでないと動きませんでした。

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まぁ、古いヤツでもDeX Station気分を味わうには十分です(笑)

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18:9の画面比率になった最大の恩恵は、情報の一覧性の向上です。
縦に読む事がメインのブラウザやニュース系のアプリを閲覧する時に力を発揮します。
ここまで表示されていると、スクロールの手間が減ってかなり読みやすいですよ。

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地図等でも利便性は高まりますね。
こちらは縦でも横でも便利です。

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撮影レポート



「UMIDIGI S2/S2 Pro」のカメラは片方が画素の低い、深度情報用のカメラなので、撮影後にピントを合わせる機能はありませんが、疑似的に被写界深度を変えられる機能は使えます。
あくまでも合成による疑似的な物なので、チルトシフトアプリと同じような効果をリアルタイムに処理するものですが、処理は軽く意外と面白いです。

日本語のボケ=Bokehは"津波"や"カラオケ"と一緒で世界の共通語みたいですね。

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プロフェッショナルモードにすると、鮮やかさやISO感度等を細かくいじる事ができます。

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先ほどのBokehモードで実際に撮影した写真がこちら。

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暗い所での撮影ですが、意外と奇麗に撮れています。
同じカメラ性能の「MAZE Alpha」がイマイチだったので期待していませんでしたが、普通には使えそうです。

ただ、デュアルカメラのおかげか同程度の1300万画素のカメラを搭載したスマートフォンよりは綺麗ですが、カメラ性能を売りにしている機種と比べると負けてしまいますね。
高望みしなければ、十分実用的なカメラではあります。


格安端末なのに4GのDSDSに対応!



注・・・下のスクリーンショットはあくまでも参考画像です(笑)

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この項目は、あくまでも検証としての話題です。
「UMIDIGI S2/S2 Pro」は格安端末としては珍しく、4G+3G等のDSDSに対応しております。
最初は記載ミスか、誇大広告でしょ?と思いましたが、実際に対応していました。
グレーゾーンなので、これ以上深くは書けませんが・・・。
この点だけでも、他の高級端末に対するアドバンテージになりますね。


まとめ



「Galaxy S8」そっくりさんというイロモノ的な特徴から興味を持ったスマートフォンでしたが、性能も使い勝手もしっかりした製品でした。デザインをリスペクトしながらも、中身の作りもしっかりしているのは、さすが老舗のUMiだなと思わせます。

そして「Galaxy S8」や「LG G6」に続き「iPhone X」等が採用した、この縦長画面の使い勝手の良さも再確認できました。しかも、ベゼルがスリム化したおかげで画面サイズは6インチと大きいのに、手で掴みやすいです。個人的にはスマートフォンはこの比率が標準でも良いと思います(タブレットはやはり4:3が好ましいかな?)

「UMIDIGI S2」のもう一つのウリになっているバッテリー容量の大きさもなかなかの高ポイント。
届いてから、初期設定やアプリインストールで、ぶっ通しで使っていたのになかなか減りません。
5100mAhと言えば、ちょっとしたタブレットレベルですね。

欠点を挙げれば、Galaxy等と並べたときの解像度の低さが気になります。
単体で利用している分には全く気にならないのですが、720x1440ピクセルといえば基本的にHD解像度なので、6インチサイズだと目を近づければ少々ドットが目立ちます。
まぁ、この点も現在プレセール中の「UMIDIGI S2 Pro」ならば、解像度は2160x1080ピクセルの高解像度だし、スペックも大幅にアップするので(それでいて価格は1万円ほどしか違わないのは嬉しい所)、そちらを選択するのも良いかと思います。


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▼ こちらはハイスペックな「UMIDIGI S2 Pro」です。
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