今年のゴールデンウィークはどこにも行けなかったので、練習も兼ねて「Arduboy」用のゲームを作ってみました。
「Arduboy」はちょっと前にレビューした、初代ゲームボーイを彷彿とさせる筐体にOLEDのモノクロディスプレイを搭載し、ダウンロードして遊ぶだけではなく、自分でゲームやアプリを作る事のできる、クレジットカードサイズの超薄型ゲーム機です。
スイッチサイエンス SeeedStudio Arduboy |
「Arduino」と共通の使いやすい開発環境のおかげで、手軽に開発を行えるので、試しに何か作ってみようと思い、当初は格闘ゲームを作っていたのですが、意外と制限が厳しくて(32KBのサイズ制限よりメモリの少なさの方がキツイですね・・・)一時中断。
とりあえず「Arduboy」のライブラリ等に慣れるために、練習で何か簡単なものでも作ってみようと思い、初代ゲームボーイと言えばコレ!的な思い付きで、テトリスを作ってみました。
テトリスは「Arduboy」公式でも発売していますし、いまさら作っても・・・な気がしますが(笑)
学習用の目的で、非常に短くて効率的なアルゴリズムを公開している方がいるので、そちらを参考にさせていただきました。
テトリスはネット上でも作られている方が多く(著作権的にはどうなのか分かりませんが・・・)、昔からプログラミングの練習をするにはちょうど良い素材です。
説明は不要だと思いますが、テトリスは上から落ちてくる7種類のブロック(テトリミノ)を10x20マスの中に並べて、横一列にブロックを揃えて消すのが目的のロシア製のゲームです。
ビジュアル優先でブロックの大きさを4x4で作ってしまったので、縦のマス(ライン)が64/4で16ラインしかありません・・・
まぁ、オリジナルと同じものを作ってしまうと、ライセンスの問題があるかもしれないので(こんな練習で作ったゲームでは問題外だと思いますが・・・)、これで良しとします(笑)
昔、ポケットステーション用に作ったときはもっと大変だった記憶があります・・・
一応、見えない部分に2ライン取っているのですが、それでも18ラインなので高さが足りませんね・・・早々に積みあがってしまうので無駄に難易度が高いです。
こちらはタイトル画面とデモ画面。
動画だとこんな感じの動作です。
まぁ、何の変哲もない普通のテトリスです。
サウンドが未実装ですが、とりあえず遊べます。
ダウンロードはこちらから。
.arduboy形式にしてみたので「Arduboy Manager」からインストールして下さい。
手軽にゲームの管理ができるので、オススメです。
上に書いた現在制作中の格闘ゲーム。
キャラクターの周りの線はテスト用の当たり判枠です。
スイッチサイエンス SeeedStudio Arduboy |
この記事へのコメント
kz
Yuki
拙い自作ゲームですが、興味を持ってくださったみたいで嬉しいです。
これらのゲームにはサウンドを実装したり、バージョンアップ予定なのですが、最近なかなか時間が取れなくて、Arduboyをいじっておりません・・・(泣)
次回の更新時には、ご要望に添えるようにしたいと思います。
Mac用の「Arduboy Manager」は開発中のまま、なかなか公開されませんね・・・
ちなみに、arduboy形式のファイルは、apk等と一緒で単なるzipファイルですから、解凍していただければ、インストール可能なhexファイルが取得できます。
hexファイルをインストールする方法は色々あるのですが、Macの場合は下記のソフトが良いかもしれません。
https://github.com/noopkat/arduboy-electron
kz
有難うございます!
無事楽しませていただいております。
verupを検討されているのですね!
楽しみです!
マット
私は悪い日本語翻訳をお詫び申し上げます。