[終了]「POCO ZERO」Raspberry Pi搭載のクレジットカードサイズの高性能コンピュータが予約開始!自分で作るキットなら$91で買えるよ

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「POCO」はGrant SinclairがIndiegogoで出資を集めていたプロジェクトなのですが、$299という出資額からなかなか手を出しづらく、迷っていたらいつの間にか失敗していました。ところが最近「POCO ZERO」として製品化され2017年末には発売される事になったみたいです。

「POCO ZERO」は小型のRaspberry Pi Zeroシリーズを組み合わせて動くコンピュータで、最大の特徴はクレジットカードと同じ大きさに最薄部で10mmという超小型のボディ。ラズパイ使ってゲーム機を自作している人が多いですが、その中でもかなり小さい部類です。
液晶もQVGA(320x240ピクセル)とこのサイズにしては十分なもので、2本のスティックと6ボタン構成のゲーム用のインターフェイスも用意されています。
(SELECTボタンは左スティックの押し込みなのかな?でも、これだとホットキーがやり難くてRetroPieで面倒な事に・・・他にホットキーの割り当て難しそうだし・・・)
加えてSONY製の800万画素のカメラや、USBをHUBで拡張したポートが3つと(Raspberry Pi Zeroのものですが)映像出力用のミニHDMI端子も搭載しております。

黒のボディはカメラ付きの「POCO ZERO+」で、組み立て済みが$168、自分でRaspberry Pi Zeroを用意して簡単なハンダ付けで組み立てる方が$104です。これに送料がかかるのですが、今の注文の段階では分かりませんでした(後で連絡が来るそうです)

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このサイズに色々詰まってる感が出ていて、なかなか魅力的なボディですね・・・
この前Raspberry Pi Zero Wを買って、Raspberry Pi Zeroが余ったのでこちらに組み込んでみたいと思います。

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白のボディはカメラなし「POCO ZERO」で、組み立て済みが$130、自分でRaspberry Pi Zeroを用意して簡単なハンダ付けで組み立てる方が$91です。

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白と黒のキットを1台ずつ注文してみたいと思います。

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こちらはIndiegogoで出資を募っていた時のプロトタイプ。
これで送料込み$300超えは高いよね・・・「SMACH Z」の早期出資割引より高い。

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基本的にはRaspberry PiなのでLinuxが動きます。タッチパネルなので、超小型タブレット!?的に使えますね。でも、性能の低いZeroシリーズなので出来る事は限られます。GIMPもギリギリ動くレベル。

RetroPie入れてエミュレータマシンにするのが一番無難かな?でも、ZeroだとPSや64くらいが限界。
(エミュ目的ならMD以外も動くセガ公認?MD互換機のFirecoreの方が安くて手軽かも・・・笑)
KODIなんかも入れてメディアプレイヤーにしても良いね。
ZeroだとエンコードによってはフルHDはちょっとキツイけど、HD画質までなら余裕です。
「POCO ZERO」HDMIからの外部出力も可能です。

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Raspberry Pi Zero Wなら通信手段も豊富なので、テザリングでナビにもなります。
(直接スマホを見た方が早いとは言わないで・・・泣。でも自転車用にするならアリですね)

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基本的にRaspberry Piなので使い道はユーザー次第。
Arduboyとかカードサイズのコンピュータが大好きな人にもオススメです。

ちなみにRaspberry Pi Zeroを使って自作ゲーム機を作ろうとしたけど、3Dプリンタもないので、木製で作っていたのですが、面倒くさくて途中で放り投げている私には嬉しいキットです(笑)

電動アシスト自転車をメインで作っているGrant Sinclairのサイトはこちら。
http://www.grantsinclair.com/


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