「Mode1 Retro」ガラケーみたいなSIMフリーのスマートフォンをMUSASHIや602SH、そして007SHと比較してみました 簡易レビュー

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「Mode1 Retro(モードワン・レトロ)」は主に携帯電話のキャリアショップを運営するピーアップから発売されたフィーチャーフォン(ガラケー)ライクなスタイルのスマートフォンで、CPUには「ZenFone3 Max」にも採用されているMT6737Mを搭載し、メモリ2GB・ストレージ16GBという若干ミドルロー寄りですが、このタイプのスマートフォンでは最高峰のスペックに、メインスクリーンが800x480ピクセルというガラケー時代に主流だった解像度を持った端末です。


ガラケーライクなスマートフォンの中では最も高性能・低価格



個人的な話ですが、仕事で大活躍しているY!Mobileの「602SH」
やはりガラケーライクなスタイルが電話をするには一番適していますね。しかし、毎日ヘビーに使っているので、最近バッテリーの持ちが悪くなってきました・・・。
追加のバッテリーを買っても良いのですが、ちょうど良く「Mode1 Retro」が話題になっていたので、欲しくなりました。

「602SH」はケータイとしては非常に良いのですが、スマートフォンとして使う場合は、やはりタッチパネル非搭載がネックとなり使いにくいです・・・。
昔、ソフトバンクから出た日本初のガラケーみたいなAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」を使っていた時は、画面がタッチパネルなのに加えて、スウィーベル機構のおかげでスマートフォンとしての使用でも申し分ないものでした(ただ「007SH」はバッテリーが持たない事と、スペックが低い事が難点・・・)


▼ Amazonで売っているのはピーアップの正規販売ですね。



▼ 楽天でも売っていますが、こちらは正規販売ではない模様。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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開封レポート



こちらが「Mode1 Retro」の外箱です。
この端末はカーボン調に加えて、木目調の外装デザインもポイントの一つらしく、箱にも木目調の模様が入っています。さらに本体のデフォルト壁紙と共通のデザインですね。

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付属品は説明書の他は充電用のmicroUSBケーブルと、オーディオジャックへの変換ケーブルです。

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外装はおもいっきりプラスチック質感ですが、カーボン調と木目調のテクスチャのおかげで、パッと見は悪くありません。でも、触ると安っぽいです。

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シンプルな外観です。本体色はブラックとホワイトがあります。

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「602SH」では充電用のポートがありましたが、こちらは下部には何もありません。

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充電用のポートは右側にファンクションキーと一緒にあります。

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ヒンジ部分のアップ。
ボディ側のゴールド色の部分は金属だと思われますが、液晶側はプラスチックです。
金属部分のおかげで、ボディの剛性はありそうです。

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左側は懐かしのストラップホールとボリュームキー。
個人的にはケータイにストラップを付けたことがないですが、必要な人にはありがたい部分でしょう。

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薄型端末の「Motorola RAZR」や「705SH」の頃が走りだと思われるシートキー採用ですが、「Mode1 Retro」のキーは適度なクリック感があって押しやすいです。まぁ、そこそこ分厚いですもんね。

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ガラケーと比べて見慣れないボタンが上部に並んでいますが、左からギャラリーの表示、音声コマンド用、タスク切り替えに使います。また、文字入力時にも各種機能を提供してくれます。ただし、デフォルトの日本語入力から変えると無意味に・・・

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リアカバーとバッテリーパックを外した所。
nanoSIMカードとmicroSDカードスロットがあります。

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「FREETEL MUSASHI」「602SH」「007SH」との比較



表裏2画面でスマートフォンとガラケーのスタイルを切り替えられる「FREETEL MUSASHI」
コンセプトは良かったものの、その大きさ・重さとスペックの低さからイマイチ実用度は低かった端末です。「Mode1 Retro」をこちらと比較してみましょう。

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角ばっている分「FREETEL MUSASHI」の方が大きく感じますが、実際のサイズは僅差ですね・・・
重さはさすがに「Mode1 Retro」の方がずっと軽いです。
シートキーの押しやすさも「Mode1 Retro」の方が良い感じ。実用度は高そうです。

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なんと、折り畳み時の厚さもそれほど変わりません。逆にヒンジ付近では「Mode1 Retro」の方が厚いです。「FREETEL MUSASHI」意外と頑張っていたんですね・・・

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電話として大活躍中の「602SH」と比較してみます。
若干「Mode1 Retro」の方が大きいですね。

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キーの押しやすさも「Mode1 Retro」の方が良い感じですが、コンパクトな分「602SH」の方が指の運びはやりやすいですね。

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厚さは一目瞭然。「Mode1 Retro」は結構分厚いです・・・
「602SH」のワンプッシュオープンが便利なので、やはり電話して使うならこちらかな・・・バッテリーを追加購入します(笑)

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元祖ガラケーみたいなAndroidスマートフォンの「007SH」との比較です。
大きさは同じくらいですね。「007SH」って意外と大きかったんですね・・・

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開いたときの長さは「007SH」の方が短いです。「602SH」と同じくらいかな。

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「Mode1 Retro」以外のガラケーみたいなスマートフォン全般に言える事ですが、なぜこのスウィーベル機構を搭載しないのか・・・特に「Mode1 Retro」はせっかくのタッチパネルなのに、もったいない・・・。もう少し高くなっても良いから、ぜひ「007SH」みたいなスタイルのを出してください!>メーカー各位

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起動してみます



それでは、さっそく起動して初期設定等を行います。

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と、その前にサブディスプレイはこんな感じ。
表示できるのは時刻の他は、通知ありのアイコンと充電中の表示くらいで、カスタマイズ性は乏しいですね・・・アップデートでメールの内容とか読めれば嬉しいのですが・・・

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素のAndroidに近いので、初期設定メニューもだいたい一緒。ここは端折ります。
ここからは見やすいようにスクリーンショットを載せます。

ちなみに「Mode1 Retro」のスクリーンショット機能は、ボリュームキーの上(ボリュームアップ)+カメラボタンを長押しです。爆音シャッター音です。スクリーンショットでも鳴り響くので困りものですが、後に紹介するキーアサインの変更アプリを使えば、無音でスクリーンショットを撮影できます。

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デフォルトのホーム画面はこんな感じ。
戻るボタンは「クリア」、ホームボタンは「終話」ですね。

デフォルトのホームだと、キーの左右でガラケーみたいに通話履歴や電話帳にアクセスできます。
上下を押すと、ホームにカーソルが移ります。実にガラケーライク。

ちなみにホームアプリを変えると、一部のキー操作が出来なくなります・・・

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ドロアーを開いたアプリ一覧はこんな感じ。
初期でインストールされているのは「QR Droid」くらいですね。
「MENU」と書かれたキーを押すとドロアーが開きます。

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アップデートが来ていたので、サクッと適用。
サブディスプレイの挙動がおかしかったのですが、アップデートしたら治りました。

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ロック画面はこんな感じですね。
箱と一緒のモノクロでシンプルな壁紙。
ロック解除は、液晶画面を上にスワイプする他に、終話ボタンでもできます。

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設定にある「シンプルホーム」をオンにすると、再起動してこちらの画面に切り替わります。
らくらくフォンっぽい使い方もできますね。
こちらも最近のガラケーみたいなスマートフォンにはよくある機能です。

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メニューを開くとアプリ一覧が開きます。
最初は良く使いそうなアプリが並び・・・

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その他を選ぶと、他のアプリ一覧が開きます。

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設定画面も非常にシンプルで使いやすいです。
これなら、高齢の方にも持たせやすいですね!
(わざわざSIMフリースマートフォンを選ぶか不明ですが・・・)

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「シンプルホーム」は終了して、通常のホームに戻します。
「Mode1 Retro」は基本的にスマートフォンなので、何をするにもキーで操作するより画面を触った方が早いですね。戻るボタンやホームボタンが画面の下部に欲しい人は「設定」の「ユーザー補助」から表示させることも可能です。

でも「クリアキー」と「終話ボタン」が戻るとホームになるので、この点はハードキーの方が楽ですね。

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日本語入力を変更する事もできますが、キー操作で入力することが色々困難になるのでオススメしません・・・

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やはりアプリの操作にはタッチパネルがあると非常に便利ですね。
「602SH」では得られなかった快適さです。まぁ、あちらはアプリのインストールを基本的に認めていませんからね・・・

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ハードキーのアサインを変更してみます



「Mode1 Retro」の地球マークのボタンは「ブラウザボタン」なのですが、こちらを押すと「Android Open Source Project(AOSP)」のブラウザが立ち上がります。
個人的にはChromeをメインで使っているので、これは不便です・・・

なので、キーマッピングを変更してこのボタンでChromeが起動するようにしたいと思います。
キーのアサインを変えるアプリの有名どころには「All in one Gestures」と「Button Mapper」があるので、こちらを使ってみたいと思います。

ガラケーライクなスマートフォンを使っている人に一番人気の「All in one Gestures」ですが、以前に「602SH」で使おうとしたら上手くいかなかったのですが、「Mode1 Retro」の場合は問題なく使えました。

まず先に「Button Mapper」の説明です。
権限うんぬんの画面では、とりあえず全てオンにしてください。
(そうしないと、使えませんので)

こちらが起動画面。
メニューボタンやカメラボタンへのアサインは有料の機能が必要になります。
まず、リストの中から「+Add Buttons」を選びます。

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するとアサインされたキーの一覧が表示されます。
ちなみに、初期状態ではからっぽです。
とりあえず、右下の「+」マークを押します。

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すると、何かのボタンを押すように促されますので、アサインしたいキーを押します。
(ブラウザボタンなど。メニューとカメラは有料機能の購入が促されます)
追加されたリストを押して、有効化する画面に移行します。

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「Customize」をオンにすると、キーアサインが変更されます。
キーには一度押し、二度押し、長押しの機能を割り当て可能です。

スクリーンショットやライトオンなど、様々な機能の他にアプリも割り当て可能です。

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お次は本命の「All in one Gestures」です。
キーアサインの他にスワイプ等のジェスチャーにも機能を割り当て可能です。
(基本的に、そちらの方がメインのアプリです)

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タブから「Hard Key」を選択して、Enableにして下さい。権限等はとりあえず全て了承で。
あらかじめボリュームキー等が設定されていますが、ここに無いキーを追加したいので、右上のメニューから「Custom Keys」を選択します(右下の「+」マークじゃないですよ。一度押し、二度押し、長押しの機能を割り当てたい場合は、ここから指定のキーを選択します)

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そして割り当てたいキーを押して、ADDを選択します。
(逆に割り当てを消したい時は、ここまでの操作は一緒でREMOVEを選択です)
するとリストに新しいキーが登録されているので、それを選択。

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こちらのメニューからアクションやアプリを選択すると、その機能を割り当てることが可能です。

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アプリの選択に移るにはモーダルウィンドウを左から右にスワイプです。

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「Button Mapper」では有料になっている機能も「All in one Gestures」なら無料で使えますし、「Button Mapper」の挙動が不安定だったので、私はスタンダードに「All in one Gestures」で行くことにしました。
でも「Button Mapper」にある即席でライトを付けたり、すべてのボタンに二度押しと長押しを割り当てられる機能も捨てがたい所・・・


縦持ちに対応したゲームを試してみる



以下は、「Mode1 Retro」に適した縦持ちで遊べるゲームをズラ~っと並べてみました。
基本的にはタッチで遊ぶことになるのですが、中にはきちんとキーに対応したゲームもあります。

こちらのシューティングゲームはキー操作でも遊ぶことが出来ます。

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当然ですが、こちらのスケートボードのゲームではキーは使えません・・・

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ドラクエなどもソフトキーで操作することになります。
FFシリーズはハードキーに対応しています。

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このくらいのゲームなら、非常に滑らかに動きますよ。

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この手のパズルは基本タッチ専用ですね。

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ズーキーパーはケータイやGBA版みたいにキーでも遊べれば良かったのですがタッチ専用です。
まぁ、その方が遊びやすいので当然ですね・・・。

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以下のゲームは全てタッチ専用です。
ハードキーしかない「602SH」等では遊べませんね。
これも「Mode1 Retro」の利点です。

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このケータイでゲームを遊ぶ需要はあまり無いかもしれませんが、基本的にタッチパネル搭載のスマートフォンなので、スペック範囲内ならどれでも普通に遊べます。
ただ、個体差かもしれませんが、周辺部分のタッチの反応がイマイチ良く無いような気がします・・・それほど気になるワケではありませんので、問題はないでしょう。







まとめ



興味本位で購入してみた「Mode1 Retro」ですが、なかなか実用度の高い端末だと思いました。
私は仕事用の「602SH」の他に個人用のスマートフォン2台を持ち歩いているので、実際の所ガラケーよりもスマートフォン寄りの「Mode1 Retro」までの機能は必要なかったのですが、一台で通話とスマートフォン機能を両立させたい人ならば、非常にオススメできる端末だと思います。

Androidのバージョンも高いですし、アプリも意外とサクサク動きます。この時点で「FREETEL MUSASHI」よりは利便性が高いです。さらに「FREETEL MUSASHI」と同じくタッチパネル搭載なので基本的にそのままスマートフォンとして利用できるのが最大の魅力ですね(画面が狭いの実用的ではないですが、マルチウィンドウも可能です)。これは何かと制限の多い「602SH」等のガラケーライクなスマートフォンには真似の出来ない点です。

最初はバッテリーの持ちが若干悪いかな?と思ったのですが、バッテリー対策アプリを色々入れて、対策をしたら普通に数日は持ってくれますね。それでも「602SH」よりは持たないので、現段階で通話用端末として入れ替えることはないかもしれませんが「602SH」が壊れたら、こちらを使おうと思います。

あと個人的な事ですが、やはりガラケーのテンキー入力より、スマートフォン画面でのフリック入力の方が圧倒的に早くなってしまっているので、メール等はフリック入力で書きたいですね。そんな時もこの端末なら、使い勝手が良さそうです。
(「602SH」でSMS等の返信をテンキーで行うのが、ものすごく苦痛です・・・)


▼ Amazonで売っているのはピーアップの正規販売ですね。



▼ 楽天でも売っていますが、こちらは正規販売ではない模様。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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