「ideapad Miix 310」値崩れして激安!WUXGA(1920x1200)液晶に後継機より高性能なCPU搭載の2in1タブレット 簡易レビュー

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「ideapad Miix 310」はCPUに最上位のAtom Z8750を搭載し4GBのメモリ・64GBのストレージと十分なスペックながら、値崩れのため国内で購入できるノートPCとしては最もコストパフォーマンスに優れたマシンです。


格安ノートPC探しと、購入にいたるまで



知り合いがノートPCを新調したいというので、これはレビュー用に借りるチャンスと思い、一緒に物色する事にしました。ウチみたいに個人が趣味でやっているガジェット系のブログですと、基本自腹購入なので資金面には限界があります(笑…まぁ、趣味なので、生活費を削っても資金を投入するのは厭わないのですが)
厚かましくも初期設定のトレードオフを条件にレビュー用に借してくれないかと思って交渉するとOKでしたので、要望を聞いてみました…。

其の壱、とにかく出来るだけ安く、できれば3万円以内に収める。
其の弐、写真を扱うので高解像度と視野角が広いディスプレイは必須。
其の参、軽くレタッチするのでメモリは4GB欲しい、ストレージは64GB以上。
という条件でした。

使用目的は外で文書作成とフォトストレージとして使える事、あとPhotoShop(のRAW現像と軽いレタッチ)が出来ればOKだそうです。
フォトストレージとして使うなら、タブレットタイプの方が便利ですし、アウトドアでガシガシ使っているとHDDでは故障が心配。SSDやeMMCでは容量が少ないので、この点はSDカードで拡張。文書作成ならキーボードは必須ですね。PhotoShopならAtomでも問題なく動くので、低価格を求めるならAtom機も視野に入れます。
(と言うか、予算面から現状ではAtom機しか選択肢にないでしょう…数年前の円高の時代にはi5でも3万くらいで買えたのですが…)

まぁ、3万円以内でフルHD以上という条件だと、自分なら中華タブレットの 2 in 1 かJumperのEZBOOKを選びます。
しかし、使用者がIT関係にはそれほど明るくないので、ある程度の知識が必要なマシンと国内サポートが難しいモノは勧めにくいトコロ…。



まず、国内で売っている低価格なWindows機の場合は解像度がネックですね。
大手メーカーの5万円以下だと未だに1366x768ピクセルや1280x800ピクセルの物が主流です。
最近では中華ODMのモデルでフルHD以上の物も増えてきましたが、メモリが2GBだったりストレージが32GBしかありません…。SDカードで補えるとは言っても、初~中級者に勧めるならアップデートも考慮して最低でも64GBは欲しい所…。
(中華タブレットやノートPCだと、2万円台でフルHDディスプレイにメモリ4GB、ストレージ64GBが標準ですね)



評判の良いASUSのVivoBookやTransBookあたりを勧めたいのですが、3万円台だとせっかくメモリが4GBなのにストレージは32GBだったります…そして液晶は1366x768ピクセル以下です。
高解像度モデルだと「Surface 3」でも5万円以上しますし、個人的に気に入っている「Yoga Book」も5万円を少し切る程度。



フルHDだと「BREEZ Book W11」も魅力的なのですが、メモリ2GBでストレージ32GBはちとキツイ…


[6/22 追記] 現在19800円まで下がっていますね…
最初からこの価格だったら「BREEZ Book W11」を選んでいたかも…

やはり…輸入モノの中華ノートPCかと思ったのですが、つい最近LenovoでフルHDで4GB/64GBの2 in 1を出したニュースを見かけたので調べてみました。
モデル名は「ideapad Miix 320」です。フルHD以上の1920x1200ピクセルのWUXGAに4GB/64GB搭載ですが、4万円をちょっと切る程度。かなり理想に近くて、魅力的なのですが…残念、予算オーバーです。



ところが、一つ前の「ideapad Miix 310」だと、3万ちょいで買えます!!しかも、なぜかスペックは後継機の「Miix 320」より若干高いです。
スペックはほぼ一緒なのですが、「Miix 310」のCPUはX7-Z8750で、「Miix 320」のX5-Z8350より2ランク上です。それほど大きな差はないとは思っていましたが、中華タブレットで多く使われているX5-Z8350と比べると、ゲーム等を動かしたときに、体感できるくらいの差が出ます。
さらに言うと、私の使っている「Yoga Book」のX5-Z8550よりも上の最上位のものなんです。
しかし、口コミを見てみると初期不良や不具合が多く、不評のようですね…。これが値崩れの要因か…!?

Lenovoは最近気に入って使っている「Yoga Book」を含め、昔買った「Yoga Tablet 2」「Miix 2 8」と使っているのですが、幸運にも不具合には当たった事はないので、初期不良ならメーカーで無償修理してくれるし…別に良いか。と、軽い気持ちでこちらをプッシュ(笑)

このモデル、ドッキング用のキーボードも付属しているんですね。
値崩れしている「Miix 310」だと、同スペックで2.5万くらいの中華タブレットを買って、5千円くらいのドッキングキーボードを追加するのとあまり変わりませんね。
Lenovoも一応、広義の意味では中華ガジェットに入りますが、世界最大手のPCメーカーだし「Yoga Book」をすごく気に入っているので、興味が湧いてきました。
などと思っているウチに、いつの間にか私も自分用にポチってしまっているのでした…(笑)

結局買っちゃったよ…。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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開封レポート



Yogaシリーズと違ってシンプルな外箱です。
段ボールのような質感の紙にプリントされています。

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箱を開けると、本体がお目見え。
Appleから続く最近の流行りですね。

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付属品はACアダプタとマニュアル。
そして、SDカード取り出し用のiPhoneライクなピンです。

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ACアダプタは各国用のプラグを交換するタイプ。ちなみに「Miix 310」はUSB充電が出来ません。
タブレット状態でUSBの使用と給電・充電を同時に行う事が出来るのは嬉しいですが、格安中華タブレットには両方の充電に対応したものもあるので、できればそうして欲しかった。

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飾りっ気がなく非常にシンプルな天板。
思いっきりプラスチックですが、質感は悪くないですよ。
さすがに、大手だけあって作りは格安中華タブレットよりもしっかりしています。

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ノートPC形状にした状態。なんとキーボード面はアルミです。
エッジのダイヤモンドカットもなされて、ここだけ無駄に高級感があります(笑)
ちょっと変則的な配列ですが、キーピッチも十分で打鍵感も悪くないです。
配列にさえ慣れれば、使い易いキーボードになると思います。

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LENOVOのマークがワンポイント。

リアカメラは500万画素でとりあえず使えるレベル。
カメラ部分も穴が開いただけのシンプルなモノですね。

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ドッキング部分のヒンジ。
液晶面を起こすと、ここが足場になりちょうど良い高さになります。

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液晶面から向かって左側にはオーディオジャックのみ。
穴が開いている部分はスピーカーかな?

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ポート・ボタン類は液晶面から向かって右側にまとまっています。

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最大角度まで開いた状態。

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このキーボード部分の側面にあるUSBポートのギミックが無駄に凝っていて楽しいです。
バネで閉じている蓋?を下に押し下げて開いて使います。

このUSBポート、給電能力の問題でバスパワーの場合、使えるものと使えないものがありますね。
有名メーカー製のHDDは問題なしでしたが、余ったHDDを有効活用させているケースタイプの場合は外部電源か補助ケーブルを使わないと認識しませんでした。

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USBポートは両側にあるので便利です。しかし、どちらもUSB2.0なのは残念。
後継機の「Miix 320」ではスペックダウンのトレードオフで、USB周りが充実しているそうです。

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エッジを見てもらえばわかる通り、キーボード部分はアルミです。ここだけ高級感があります。
格安タブレットだとおろそかになりがちなタッチパッドですが、このモデルは普通に使いやすいですね。

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電源インジケータ部分のアップ。
キーボードは指で押しやすい形状です。
2 in 1 タブレット用のキーボードとしては優秀な方だと思います。

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ドッキング部分のアップ。
タブレットとキーボードは強い磁力でくっ付いています。

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キーボード裏面もプラスチックです。

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タブレットだけを取り出した状態です。
非常に薄型の筐体です。

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ポート・スロットなどのインタフェース部分のアップ。
電源ボタン、ボリュームキー、スピーカー、microHDMI、microUSB、充電端子、マイク、microSDカードスロットがあります。

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こちらのiPhoneライクなピンで、スロットを開けてmicroSDカードを挿入します。

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左側はスピーカーとオーディオジャックのみ。

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電源ボタン周りのアップ。

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ポート類周辺のアップ。

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筐体自体の作りはシンプルですが卒がなく、非常に良くまとまっています。
タブレット黎明期から培ってきた技術の賜物でしょうね。
デザインは素っ気ないですが、品質は他の格安タブレットと比べても良いと思います。
個人的には、もう5千円くらい高くても良いので、天板もアルミなら最高でした(笑)


開封レポート



こちらが起動直後のWindowsの画面。

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スタートはこんな感じ。
最近のWindowsはLINEとかCandyCrushとか、いらないアプリを勝手に入れるので、毎回消すのが面倒で困ります。

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LENOVOオリジナルのアプリが色々入っていますね。
とりあえず、クリーンインストールしますので、回復ドライブを作っておきます。

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回復ドライブはコントロールパネルから「システムとセキュリティ」→「セキュリティとメンテナンス」→「回復」→「回復ドライブの作成」と辿るか、スタートの検索欄で「回復ドライブ」と入力します。

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回復ドライブの容量は5GBちょいなので、8GBのUSBメモリが必要でした。
他に、Cドライブにあるドライバ関係もバックアップします。

これをしないと、クリーンインストール時にWiFiやいくつかのデバイスを認識しませんでした。

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一通り、カスタマイズを終えた状態。
さすがにAtom最高性能のマシンなので、写真編集くらいならサクサク行う事ができますね。
他にもAndroidではちょっと難しいWEB閲覧や動画鑑賞も難なくこなします。
Core m3マシンほどではないにしても、意外と使えます。
低価格のAtomにあまり多くを求めてはいけませんが、ここまで快適だと色々やってみたくなりますね。
次は重めのゲームを動かしてみます。

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高精細1920x1200ピクセルのWUXGA液晶は明るさも十分で発色も良いです。
格安タブレットと比べて品質も良いですよ。3万ちょいのタブレットとしてはかなりレベルが高いです。
ただ、このモデルは液晶関係に初期不良が多いらしいので、いつも持ち歩いている「Yoga Book」代わりに1ヶ月くらいヘビーに使ってみて様子をみます。


ゲーム等を動かしてみます



Xbox360用にリメイクされた「Fable Anniversary」
1600x900ピクセルで中設定くらいで普通に遊べます。
HD解像度のXbox360より奇麗ですね。もっと画質を落とせば快適に遊べるでしょう。

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PS4用にも出ている「Life Is Strange」は1600x900ピクセルで中設定だとちょっと重いです。
解像度はこれ以上落としたくないので、アンチエイリアスを切れば遊べるレベルになります。
さすがAtom最高峰!タブレットでPS4のゲームがそこそこ奇麗めの設定で遊べるのは嬉しいですね。

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PS3やXbox360クラスのゲームはフルHD以上でも動いちゃいます。
ポイントはアンチエイリアスを切る事と、シャドウの設定を低くする事かな?
あとはV-SYNCもオフにすれば、結構遊べちゃいます。

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でも、Unityで作られたゲームはインディーズでもちょっと重い。

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まとめ



クリーンインストールから始まって、Windowsアップデートや初期設定。
ゲームのインストールまで色々やったのですが、バッテリーはまだ持ってくれています。
さすがに格安中華タブレットと比べて、電池持ちは良いですね。

個人的にはデザインが平凡で、Yogaシリーズ等に比べるとちょっと面白みに欠けると思いましたが、ビジネス用途なら問題ないですね。

液晶は高解像度&高輝度・広視野角ですし、スペックもAtomの中では最も高く、セレロン(N3350等)搭載モデル以上の性能があります。初期不良にさえ当たらなければ、最高にコストパフォーマンスの高い一台だと思います。

不人気機種で価格が下がっているとは言え、中華格安タブレットや2 in 1を輸入するのと同じくらいの金額で購入(キーボードも含めて)可能な事に加えて、高性能さも考慮すると本当にオススメの一台です。
初期不良に当たらないことを祈って、一ヶ月くらいガシガシ使って再度レポートいたします。




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