「GPD WIN」今更ながら購入!超人気UMPCの新リビジョンはアルミシェルで質感良し!パッドも使いやすくてゲームに最適 開封レビュー

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「GPD WIN」の新リビジョン、アルミシェル版は初代から比べて様々な不具合修正はもちろん、使い勝手の向上やスペックアップが図られています。4GBのメモリと64GBのストレージはそのままですが、CPUはゲームへの恩恵も大きい内蔵GPUの変更(と、バースト周波数の引き上げ)がなされたZ8700からZ8750へとグレードアップされました。
さらにアルミシェル版の名称通り、天板がプラスチックからアルミニウムに変更され剛性が高められただけではなく、質感の向上にも一役買っています。


順序が逆!?「GPD Pocket」を気に入ったので購入しました!



クラウドファウンディングへの出資で入手した「GPD Pocket」ですが、個人的に2017年のベストガジェットと思うほど最高に気に入っています。デザイン・質感の良さもさることながら、往年のUMPC(ウルトラモバイルPC)を彷彿とさせるサイズ感といい、Atom最高峰のCPUに贅沢なメモリとストレージを積んだおかげで、軽々と作業をこなす事のできる性能といい、非の打ち所がない程です。

▼ こちらが「GPD Pocket」クリックでGearBestの詳細ページにジャンプします。
Gearbest GPD Pocket


個人的にGPDというと昔のAndroidゲーム機の印象が強く、さらにIndiegogo出資版の「GPD WIN」の不具合の話もよく聞くので、あまり良い印象がありませんでした(Androidゲーム機ではGPDよりJXDの方が若干解像度が高めで好きでした)
ところが「GPD Pocket」を手にしてみて、製品の完成度の高さと、細部へのこだわりが感じられる設計から、このメーカーへの評価が一変、非常に気に入りました。

ちょっと前のニュースですが、同じくクラウドファウンディングで出資に参加中のゲーミングPC(タブレット?)「SMACH Z」の発売がメーカーとのごたごたで、2018年に伸びてしまう事案が発生・・・。
そろそろ期待のゲーミングUMPCが手に入る!?と思っていた矢先でしたので、ちょっとモヤモヤしている所に「GPD WIN」のアルミ版が発売されている情報を見て物欲が疼きました。しかしその時は「GPD Pocket」待ちでしたので、とりあえず我慢してなんとかスルー。

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話は前後しましたが、その後「GPD Pocket」を手にしてみて、各所で神機認定されているアルミシェル版「GPD WIN」に再度興味が湧き、GearBestでセール中だったのを機に、散々悩んだ挙句に購入に至りました。
(解像度の低さを買わない理由にして、自分に言い聞かせていたのに・・・物欲に負けました・・・笑)

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購入の決め手になったのは何と言っても、天板がアルミという点。金属筐体好きなもので・・・。

▼ 画像クリックでGearBestの詳細詳細ページにジャンプします。
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▼ 国内Amazonでも販売しています。技適を通っているので、大手を振って使えます。



開封レポート



GearBestのPriority Lineが無料で使えたので、発送方法をこちらにして注文。
1週間ほどで商品が届きました!DHLと違って私のような田舎住まいでも追加料金が発生しません。

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▲ 溜まっていたポイントを使ったので合計が$341になっていますが、$349のセールでした。

「GPD Pocket」よりちょっと小さめの箱です。
デザインや梱包方法は同じ感じですね。なかなか高級感がある外箱で良いです。

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本体以外の同梱品は、USB Type-Cケーブルとアダプタ、液晶保護シート、イヤホン、あと保証書とマニュアルです。これらのアクセサリーは、丁寧に小さい箱に入れられていました。

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GearBestで購入すると付いてくるオマケ。液晶保護シートは在庫切れなのか後から届くみたいです。
ちなみにケースはニンテンドー3DS LL用のものが使えるそうです。こちらの専用ケースはちょっと大きめです。後述しますが、オマケのUSB Type-C HUBは延長ケーブルがないと使えません・・・(泣)

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こちらがクラムシェル状の本体を開いたところ。
適度についたアールが貝殻みたいですね。もっと3DS LLっぽいかと思ってたらそうでもありません。
(「GPD XD」は3DS LLにそっくりでしたが・・・)

本体下部のキーボードのポチポチ感が昔使っていたZaurusを彷彿とさせます。
(リナザウじゃなくてe-Zaurusとかの方ね。硬さや押下具合が。Palm Preよりちょい硬い感じ)

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クラムシェルを閉じた所。
非アルミシェル版より丸っこさがなくなったので、一体感は削がれてしまった感じですが、天板手前から本体にかけて流れのあるデザインなので、逆にスタイリッシュになっていると思います。
カワイイからカッコイイに変わった感じ。

「GPD Pocket」共々質感は上々です。
所有欲が満たされる事間違いなし!手触りも良いですよ〜

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角度を変えて、もうちょい前面から。

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今後は完全に前面から。右側に充電等の確認用のランプがありますね。
左側に見えるのは排熱用のスリットかな?

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右側には何もありません。よく見ると天板と本体の間に隙間が開いています。
閉じた時にキーボードと液晶がぶつからないように、湾曲しているんですね。

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ポート類は背面に集まっています。
左からUSB Type-C、microHDMI、microSDカードスロット、USB 3.0、オーディオジャックです。
こちらのポート類、天板を開いた時に、色々と干渉しやすいです・・・

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左側にも何もありません。すっきりしています。

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液晶は180度まで開く事ができます。この角度は手に持ってゲームする時に丁度良いです。
付属の液晶保護シートは海外の保護シートによくあるサイズがぴったりすぎるヤツ。
貼るのがめっちゃ難しかった・・・何度もやり直したおかげで気泡が入りまくり。
(気泡は翌日には消えました・・・)
後から、別の保護シートを貼るので、それまでの繋ぎで。

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ゲームパッド右側のアップ。
Xboxコントローラーにあるボタンは一通りあるので、PCゲームでも困りませんね。
ボタンも押しやすくて好印象。クリック感があるトリガー等はアナログではなくスイッチタイプ。
L1・L2やR1・R2はゲーム機によくある縦ではなく横並びですが、指を回り込ませると、末節と中節それぞれの腹の部分で押せるので使いやすいかも。マウスモード時はL1・L2が左クリック、R1・R2が右クリックになります。

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今度は右側のアップ。スティックが扱いやすいように、マットでざらついた物に変更されています。
スティックの反応も良く、非常に扱いやすいですが、ゲーム機のような押し込み動作には非対応。
押し込み動作はキーボード右にL3・R3として別に配置されています。
走る動作に割り当てられているゲームではちょっと困るかも!?

レトロゲームにも最適な十字キーも操作しやすいですね。

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上部中央にあるのが動作モードの切り替えスイッチ。
左から古いゲーム用のDirectInputモード、中央がマウスモード、右がXboxコントローラ互換のXInputモードです。
マウスモードでは右スティックがマウスカーソル、左スティックがホイール、L1・L2が左クリック、R1・R2が右クリックとなります。FPSで操作しやすいように十字キーがキーボードのWASD、ABXYボタンが矢印キーになります。

キーボードは意外にも標準的な英字キー配置なので、扱いやすいです。
ゲーム機ライクな持ち方をすると、親指でポチポチ入力ができるので(Zaurus等を思い出します・・・)便利!
ちなみに「GPD Pocket」と同じように、キーボードにファンクションを押した時の機能が印字されていますね。細かい改善点ですが嬉しい配慮。

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背面にあるのはファンコントロール用のスイッチ。
最大にすると結構うるさいですが、最小と中の時は気にならないレベルの音です。
でも、最大にしても結構熱を持ちますね・・・

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こちらはスピーカーだと思われます。
音は悪くも良くもなく普通。

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このスリットは排熱用かな?
ゲーム中は手に持つ辺りがかなり熱くなりますね・・・
本体下部もアルミだったら、もっと排熱に優れていたのかな?

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HDMIポートにはキャップが付けられています。
液晶を開くと、背面のポート類が結構色々なものと干渉します・・・USBやHDMIケーブルの差し込み部分はできるだけ薄めのものが好ましいでしょう。SDカードの速度が遅いので、代わりにUSBメモリを挿しっぱなしで使う場合も製品を選ぶと思います・・・

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こちらはオマケの専用ケース。本体に対して厚みがあります。

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「GPD WIN」本体をゴムで留めるようになっています。

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装着したらこんな感じ。
丈夫なケースなので防御力は高そうですね。

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こちらのUSB Type-C HUBは液晶を開かなくても、ヒンジと干渉して取り付けられません・・・(泣)
延長ケーブル必須ですね。多分「GPD Pocket」のオマケとして用意されたものだと思います。

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「GPD Pocket」と並べてみる



5インチモデルの「GPD WIN」と比べると、7インチの「GPD Pocket」は少し大きく見えます。
昔使っていた「Viliv N5」や「IS01」くらいのサイズなので、結構小型なんですね。

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クラムシェルを閉じて比べてみると、一回りくらい違います。

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厚みは「GPD WIN」の方があります。
とは言え、この厚さでゲームパッドも搭載していると考えると、かなり凄い事ですが。

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綺麗な段差になるように、色々並べてみました。
共通点はPC用OS搭載でゲームに特化している点かな?
「Dingoo 丁果 A320」と「Raspberry Pi Zero」は一応Linux搭載。
このラズパイはRetroPie入れてゲーム専用機にしています。「POCO ZERO」が届いたらそちらに乗せる予定。

「GPD WIN」には関係ない話ですが「A320」は私が中華ガジェットにハマるきっかけとなったガジェット。数年ぶりに起動してみたのですが、やはり面白い機器ですね・・・
このサイズでファミコンからプレステまで動いちゃいます。それだけではなくスマートフォン用(S60)のJavaアプリや、パソコン(MSXやPC-9801)まで動くので、かなり遊べる代物です(手元にPC98用のソフトが無いので試してませんが、PC98用のWindowsも動くのかな?)

そういえば、前にどこかで見かけたけど、GPDとDingooって何か関係があるのかな?

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オマケのUSB Type-C HUBは「GPD Pocket」にジャストフィット。
丁度SDカードの読み書きに困っていた所なので「GPD Pocket」で使わせていただきます(笑)

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起動レポート



さっそく起動してみましょう。
「GPD Pocket」と同じ壁紙が設定されていますね。
よく見ると、あらかじめSteamクライアントが用意されています。さすがゲーム用PC。

自分の物欲を抑えるため(笑)に「GPD WIN」を買わない理由として「解像度が低いから」とずっと自分に言い聞かせてきましたが、5インチのWindowsマシンならこの解像度で十分ですね。

でも、このサイズだと100%表示の時に字が読みづらい・・・しかもDPIを変えるとWindowsの場合は色々と問題も出てきます(ボタンが押せない、アイコンが汚い、ソフトがHiDPIに対応できない・・・などなど。一応Creators Updateからは古いソフトでもフォントとUIの一部はHiDPIに対応させられます)
Macやスマートフォンと違ってWindows自体がHiDPIに向いていないセイもあるのですが、これがフルHD以上だったらと思うと、ある意味恐ろしいです・・・

でも、解像度が低いので、レタッチやクリエイティブな作業には向きませんね・・・
ストレージも少ないですし、ゲーム専用機にした方が良いと思うので、実用アプリは入れませんでした。

あと尿液晶とか色々言われていましたが、普通に綺麗な液晶でしたよ。新リビジョンで改善されたのかな?

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Windows10は最初からCreators Updateが適用された物になっています。

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Cドライブの残り容量は44GBほど。
ゲームをインストールするには、ちょっと足りないですね・・・
なのでSDカードを活用する事にします。USB3.0ポートの方が圧倒的に早いので、USBメモリを利用されている方が多いですが、インストールさえしてしまえば、読み込み程度ならSDカードからの起動でもそれほどストレスにならないので、私はSDカードにインストールする事にしました。
(SDカードの使えない「GPD Pocket」では仕方なくUSBメモリを挿してますが、やはり出っぱるのはイヤ・・・)

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ちなみに、本体ストレージの読み書き性能はこんな感じ。

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SDカードだとclass10を使ってもこの程度・・・。
ゲームのインストールには恐ろしく時間がかかります。遊ぶ分にはそれほど問題ありませんが、ストレージに頻繁にアクセスするゲームの場合は、本体にインストールした方が良いかも・・・。

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ちなみに、こちらはAndroidエミュレータを起動させた所。
液晶がタッチパネルなので操作しやすいです。

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少し前の実機並みにサクサク動きます。
3Dゲームなんかも結構遊べますよ。でもx86用なので対応アプリは少ないです。

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ゲームを色々インストールしてみた



さて、ここからが本題のゲームの動作です。
すでに同等の性能(メモリは2倍)の「GPD Pocket」で色々試しているので、今回もPS4・PS3クラスのゲームを色々入れてみます。噂によると「GPD WIN」は「GPD Pocket」よりCPUのリミッターが緩和されているので、動作の向上が見込まれるとか・・・!?

「GPD Pocket」では「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」が普通に遊べたので、「GPD WIN」には「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」を入れてみました。
「GPD Pocket」よりも解像度が低いので、中程度の設定なら意外とサクサク動きます。高設定にしても、そこそこ遊べますね。
それにしても、パッドがあるってのは嬉しいですね。USBやBluetoothでゲームパッドをいちいち繋げなくてもそのまま遊べちゃいます。XInputなのでキーアサインもバッチリ。

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「GPD Pocket」に続き、PS4クラスの映像が手のひらで遊べちゃう事に感動。本当に綺麗ですよ。
ちなみに「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」は容量が少ないので(ボリュームもだけど・・・シェンムー 一章横須賀を思い出す)本体にインストールしました。

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PS3クラスのゲーム「Blades of Time」だと、最高設定でも遊べました。
ちょっと品質を落とせば、もっと快適に遊べると思います。

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やはりこのレベルのゲームが遊べると、スマートフォンのゲームとは別次元。
このゲームもインストール容量が少なくて助かります・・・。
ストレージが小さい「GPD WIN」では容量を考えてゲームを入れる必要がありますね。

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こちらはちょっと重めの「The Elder Scrolls V: Skyrim - Special Edition」です。
解像度が低いおかげか中設定くらいで普通に遊べます。

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こちらもPS4クラスのゲームですが、Atomで意外と動いちゃうんですね・・・

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ステルスアクションの「Styx: Master of Shadows」も容量は小さめ。
最近日本語化された「Styx: Shards of Darkness」を入れようと思ったのですが、容量の関係で前作にしました・・・(泣)

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「DARK SOULS」はDSfixを使って1280x720にして高設定でもサクサク動きます。
前にZ8300のマシンで動かした時よりかなり快適です。

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「Need for Speed: Most Wanted」の新しい方。
新しいと言っても2012年のゲームなので余裕で動きますね。
当然なのですが、スマートフォン版よりグラフィックは圧倒的に綺麗です。

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「INSIDE」も当然サクサク遊べます。
遊びすぎて本体がかなり熱くなりました・・・。

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スマートフォンから移植されたWindows Storeアプリはかなり軽く動作しているように思えます。

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まとめ



「GPD WIN」アルミシェル版は、元々評価の高かった「GPD WIN」をさらにブラッシュアップしただけあって、巷で言われているような神機の名に恥じない、とても魅力のあるガジェットになっていると思います。旧リビジョンに見られた不具合や品質も改善され、万人に進められる物になりました。

ただPCとして見た場合、Atom機としては最もスペックの高い部類に入るのですが、解像度の低さからゲーム以外の用途には不向きかと思われます。

遅まきながら「GPD WIN」の購入・開封レビューでした。


▼ GearBestの詳細詳細ページはこちらです。
Gearbest GB
GB


▼ 国内Amazonでも販売しています。技適を通っているので、大手を振って使えます。

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