「HUAWEI MediaPad M3/dtab Compact D-01J」最高の読書用タブレットを求めて購入してみたらオールマイティだった件 簡易レビュー

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今回は家族が読書用のタブレットが欲しいと言うので、色々検討してみた記事です。最終的には「dtab Compact D-01J」に決まりましたが、他にも魅力的な端末があったので、ご紹介したいと思います。

ちなみに「dtab Compact D-01J」はdocomoから発売されたタブレットで、開発を行ったHUAWEI(ファーウェイ)の「MediaPad M3」の同型機です。スペックを簡単に羅列するとSoCにオクタコアの「HiSilicon Kirin 950」を搭載し、メモリは3GB・ストレージは16GBと「MediaPad M3」のメモリ4GB・ストレージ32GBより少ない構成の端末です(M3にはストレージ64GBのモデルもあります。バッテリー容量もM3の方が若干多いです)。その分安価なので、コストパフォーマンスが抜群に高いです。
最大の特徴は8インチのタブレットとしてはかなり高解像度な1600x2560ピクセルの液晶を搭載している点で、これが今回の購入の決め手となりました。




家族のわがまま叶えます



2017年の年末になって、急に家族が読書用のタブレットが欲しいと言い出しました。
理由は単純で、本棚がマンガや雑誌で一杯になってしまったそうです・・・さらに私がたまにKindleアプリやリーダーストアで本をセールで買っている話をしているので、紙の本より安く買えると思ったらしいです。
(日本の電子書籍の価格は、作家さんと読者の間にいる、誰かさんの既得権益のためなのか、紙の本とほとんど変わらないですね・・・)
ついでに、スマートフォンで見ている無料マンガアプリの画面を大画面で見たいという目的もあるらしいです。ちなみにクリスマスプレゼントは既に購入済みなので、今回は自分で買ってもらいます。

私は読書用に10インチのiPadを使っているのですが、試しに使わせてみたらデカすぎてイヤだと言われました。そこで、使ってない7.9インチのiPad mini2を渡したら、今度は(重量が)重いし(動作が)もっさりしていると言いやがります(笑)



では、CPUが30%ほど高速になって、重さも300gを切るiPad mini4はどう?と勧めると、値段を見て「高すぎる!」と一蹴。



ならば!と、倉庫から読書に最適な4:3比率の液晶を持つ中華タブ「Teclast X89 Kindow」を引っ張り出してきて渡したら、画面が汚い!&もっさり!・・・と言われました。そりゃぁiPadと比べると粗さは目立つけど、8インチフルHDの長辺を4:3比率にぶった切った、7.5インチの1440x1080ピクセルなので個人的には十分奇麗だと思うのですが・・・。まぁ、液晶自体の品質は他の端末に比べるとイマイチですね・・・

と、なかなかお眼鏡に叶わないので、どんなのが欲しいの?要望を聞くと・・・
重さは妥協するので、大きさはiPad miniくらい。解像度もiPadくらい奇麗(フルHD以上あればOK?)だけど、価格は2万円以下(基本的に機械に興味のない人間には、2万円がギリギリのラインらしい・・・服とかには"無駄"にお金をかけるクセに・・・)で探して!と、無茶ぶり。さらに中古品は絶対に使わない主義なので、新品で探さなくてはいけません・・・

そこで2万円以下という縛りで、高解像度なAndroidタブレットを探してみると・・・ある事はありますね。

わずか1万円で購入できる1920x1200ピクセルの高解像度タブレット「Gecoo Tablet A1」は同価格帯の中華タブレットと同じ構成ですが、Androidのバージョンは最低限使えそうな5.1に、メモリは2GB。もっさりなのは否めないでしょうけど、格安端末にしてはスペックも悪くないですね。バッテリーも4200mAhと格安タブでは標準的な方です。ストレージが8GBと少ないのはmicroSDカードでカバー可能。
海外輸入以外で、とにかく安く高解像度端末が欲しいならアリな選択肢だと思います。



型落ちのため、1.5万を切っている「YOGA Tablet 2(SIM対応)」も悪くないです。
解像度は1920x1200ピクセルと申し分なく、CPUにはAtom Z3745を搭載し、2GBのメモリに加えて、ストレージも16GBあります。バッテリー容量も6400mAhと大きめ。さらに、読書用にグリップしやすい形状なのも嬉しい所ですね。Androidのバージョンが4.4なのがネックですが、5.0にアップデートも可能です。
ちなみに、私はWindows版を持っているので、このスタイルの使い勝手の良さは証明済み。



そして本命と思われるHuaweiの「MediaPad T2」シリーズです。
1920x1200ピクセルの高解像度にオクタコアのCPU、メモリは2GBでストレージは16GBとバランスが良いです。価格も1.5万からスタートでLTE搭載の上位機種でも2万円くらいで買えちゃいます。
Androidのバージョンも6.0なので、アプリの使用がメインになる今回の課題でも問題なし。
(バージョンが古いと、そのうちアプリの対応から外される恐れもあります・・・)



HuaweiならばIDEOSや初代dtabから使っている信頼のできるメーカーですし、多分「MediaPad」シリーズのどれかを買う事になるだろうな・・・と思っていましたが・・・
購入にあたってHuaweiの「MediaPad」の商品紹介のページを見せていたら「新しいのが欲しい!」とわがままを言う始末・・・

私がスペックの説明をするときに「マンガを読むなら解像度は高ければ高いほど良いよ~」と言ったセイ(実際には電池持ちとのバランスや、書籍自体の解像度も重要だけど・・・)で「2560x1600ピクセルってiPadより奇麗なんでしょ?ならコッチを安く買って」と言われました・・・。

でも「MediaPad M3」は安くても3万円くらい・・・予算オーバーです。
まぁ、3万円出せるなら、この端末が8インチクラスのタブレットではベストチョイスなんですけどね。価格だって性能(ゲームをしないなら)を考えるとiPadと比べても安すぎですよ!



そこで思い出したのがdocomoの「dtab Compact D-01J」の存在です。そこそこスペックダウンさせていますが、液晶の美しさはそのまま。そして価格はAmazonや楽天でも白ロム新品20000円程度で購入可能です。
(docomo契約者なら、しばしば一括0円でも売られていますね。2年契約で月額1300円くらいなので、本体価格は白ロムよりちょい高めで、通信可能なSIMが付いてきます。SIM目当てならdocomo契約もアリです)
早速こちらを購入いたしました。



でも、この価格帯だと読書に適した4:3比率の液晶は無いですね・・・
まぁ、動画やWEB閲覧もするなら16:9や16:10の方が見やすいので、問題ないでしょう。


開封レポート



「MediaPad M3」よりも小さめの箱ですね。
なんの変哲もないdocomoらしいパッケージです。

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同梱されているのは説明書・保証書の他は試供品の取り出し用ピンと簡易スタンドのみ。
充電器関係は、スマートフォンと一緒で別売りなんですね・・・「MediaPad M3」には付いてくる液晶保護シートもありません。
専用の充電器やケーブルは2000円(百均で揃えれば200円)、ストレージ16GBでは容量が心もとないので、32GB~64GBくらいのmicroSDを追加購入、さらに液晶保護シートが1000円くらいなので、追加出費を考えると、スペックの高い「MediaPad M3」を購入した方がお得だったかも・・・

今回の私みたいに予算的な縛りが無いのでしたら、絶対「MediaPad M3」をオススメします!
(docomo版は2017年末現在OSアップデートが予定のままで止まっています・・・rootを取ればM3化してアップデート可能ですが、センサー類が使えなくなります・・・)

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左右のベゼルがスリムで持ちやすそうなデザインですね。ダイヤモンドカットされた金属部分のエッジも美しい・・・細かい仕上げも奇麗でオシャレなタブレットです。
購入した本人も持ちやすいし「iPadより良い感じ!」と喜んでおりました。

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ホームボタンは指紋センサー兼用で、押し込みが出来ないタイプ。
ジェスチャーで、タップが戻る、長押しがホーム、フリックでタスク一覧の操作が行えます。

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液晶面向かって右側は電源ボタンとボリュームキー。

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下部にはmicroUSBポートとSIM・microSDカードスロット。
最近はUSB Type-Cが増えてきたので、昔ながらのmicroUSBは逆に新鮮。

そしてスピーカーがあります。

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上部を見ると、オーディオジャックにさらにスピーカーが!?
実はこの端末はデュアルスピーカーなんです。しかもかなり高音質!
最初、音楽や動画を再生したときに、これがタブレットのスピーカー!?と驚きました。

知る人ぞ知る(私はオーディオ関係に疎いので知りませんでしたが・・・笑。クラゲみたいなスピーカーは見た事ありますね)「harman/kardon(ハーマン・カードン)」とのコラボで高音質を実現した音響だそうです。
まぁ、どう凄いのか良く分かりませんが・・・素人が聞いても音が良い事には間違いありません。

子供がこのタブレットの音の良さを気に入って、毎日アニメソングを流してくれとせがむそうです。

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左側には何もありません。

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冬場はすぐに冷たくなりますが、やはり金属筐体は良いですね~。質感も手触りも最高!
背面はスッキリと思いきや、ちょっとdocomoのロゴが主張しすぎ・・・

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iPhoneライクなピンでスロットを取り出しmicroSDカードをセットします。
microSDカードを追加購入する気は無いそうなので、余っている32GBのカードを入れてあげました。
後述しますが、システムが結構占有しているので、内蔵ストレージの16GBだけでは少ないです・・・

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電源部分のアップ。
それでは、起動してみましょう。

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起動レポート



こちらがロック画面。
docomoの壁紙がイマイチなので「MediaPad M3」の壁紙に変えたいところ・・・
指紋認証は使ってないので、下部の錠マークをタップしてロック解除。

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docomoのカスタマイズだと思われるホーム画面。
HUAWEIの「EMUI(Emotion UI)」の方が好きなんだけど、変えられない模様・・・

それにしても8インチ、2560x1600ピクセルの液晶はため息が出るほど奇麗・・・
スペックの数値だけじゃよく分かりませんでしたが、実物を見ても液晶だけなら私の使っているiPadを超えてますね。発色も奇麗だし、くっきりした映りで高精細さもよく分かります。

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ドロアーを開くとこんな感じ。
こちらもイマイチ使いにくい・・・
昔からだけど、docomoに限らずキャリアの提供するホームってどうしてこんなに使いにくいのだろう・・・

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余計な機能もてんこ盛り。
とりあえずdocomo関係は全てアンインストールするか「無効」にしましょう。

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ホームを変えて、利用する人が使うアプリだけに限定させました。
ゲームとか重量級アプリが皆無なので、なんだか高性能なのが勿体ない・・・(笑)

あと、この端末ってブラウザや各種アプリの画面がタブレット用ではなくスマートフォン用になっちゃうんですね・・・これは地味に使いにくい!!アップデートで改善して欲しい所。
Android 7.0になれば標準の機能でなんとかなるんだけど・・・

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色温度を調整できるのは嬉しい所。最近のAndroidでは良く見かけますね。
余談だけどiPadって個体差で液晶の品質に差がありすぎ・・・高級端末なので尿液晶が当たっときの悲しさはハンパないです・・・

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就寝時の読書時に必須なブルーライトカット機能。
強制的に尿液晶風にして(笑)、目を守ります。上の余談の続きだけど、尿液晶のiPadが当たった時は目を保護していると考えれば良いのか・・・(良くない)。まぁ富士通製品によくある血尿液晶よりはマシだけど。アレは勘弁。

全く関係ない話になってしまいましたが「dtab Compact D-01J」の液晶はすこぶる奇麗です。

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実際に利用者がメインで使うマンガの閲覧をしてみましょう。
マンガのページをそのまま載せるのは問題があるので、わざとUIを表示させたものをスクリーンショットしております。実際にはページがフルスクリーンで表示されます。

アプリによってはトリミングがきちんとされているのか、画面に合わせて表示されるので、16:9や16:10の画面比率でも全く違和感なく表示されます。それにしても、この端末サクサクですね。

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書籍のソースよりも解像度が高いために、文字などは若干ボケます。
コントラストが高い場面だと、圧縮劣化も見て取れます。

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こちらは無料でマンガが読めるアプリを使ったところ。

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無料なので仕方ないですが、結構圧縮率は高めですね。
それでも、そこそこ奇麗に表示されます。

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こちらも無料のマンガアプリたち。

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スペック的にも本読みには全く問題ないレベルです。
本体の解像度が高いので、書籍ソースの解像度が低いとちょっと残念ですが、高解像度にも対応した漫画なら紙の本と同じかそれ以上に奇麗に表示されます。

この高解像度さは小説を読む場合でも遺憾なく発揮されます。
とにかくフォントが奇麗で読みやすいです。高解像度な方が長時間画面を凝視していても、(目と脳のピント合わせが楽なので)目への負担は少なそうです。


勝手にゲームとベンチマークのレポート



せっかくのサクサク端末なので、どのくらいの性能なのか知りたくなりました。
そこで、レビュー用に家族から借りたのを良い事に勝手にベンチマークアプリとファミリーライブラリで共有しているゲームをインストールしてみました。

ベンチの結果は「91897」です。「Kirin 950」はなかなか優秀ですね!
こんなに低価格(それでいて高解像度)なのに、10万近い数値を叩き出すとは・・・
2万円を超える高めの中華タブレットでも、ベンチの数値は6~8万くらいなので、コストパフォーマンスを考えると驚くべき数値です。

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と言いつつ、軽めのゲームを動かしました(笑)

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古いハックアンドスラッシュタイプのゲームですが、こちらもサクサク動きます。

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グラフィックが奇麗めのアドベンチャーゲームです。
効果を最高にしても軽いです。

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このくらいのスペックがあれば、大抵のゲームは快適に動くと思います。

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まとめ



読書用に購入した端末ですが、最近では動画の閲覧でも大活躍です。
むしろ、そちらの方が多いみたいですね。スマートフォンに比べて大画面のタブレットなので、読書だけでなく動画にも最適。しかも4:3のiPadと違って、余計な帯も出ませんし、音も非常に良いです。
読書・動画がメインならコストパフォーマンスを考えても至高の8インチタブレットなんじゃない?と思えます。

バッテリーの持ちも、読書の場合は全く問題ないですし、Amazonプライムビデオを連続で動画再生しても1日は普通に持ってくれます。バッテリー容量の大きい「MediaPad M3」ならもう少し持つと考えると、そちらにしなかった事が少し悔やまれます。
同じくストレージの小ささも気になる部分です。家族はゲームやアプリをあまり入れないから16GBで問題ないと思っていたのですが、OSが意外と容量を占有しているらしく、マンガや動画をダウンロードするとすぐに本体ストレージが埋まってしまいました。microSDカードは必須ですね。
この点からも「MediaPad M3」にしておけば・・・何度も思いました。

素直に「MediaPad M3」を買っておけば、OSアップデートも出来るし、上のような不満点もなく、最高の環境を手に入れられたと思います。microSD等を追加購入することを考えても、金額的な差はあまり無いでしょう。
家族は液晶も奇麗で、読書にも動画にも便利な「dtab Compact D-01J」で十分満足していますが、個人的には代替方法のないメモリ1GBの差も気になる(私みたいにゲームや、重めのアプリも動かそうとすると)ので、「MediaPad M3」の方をオススメいたします。


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