一般的なスマートウォッチは正方形のスクエア型か正円のラウンド型といった縦横の比率が1:1のものが多いですが、「DOMINO DM98」はまるで黎明期のスマートウォッチを思わせる4:3比率で、さらにスペックだけ見ると懐かしい2.2インチのQVGA(320x240ピクセル)液晶を搭載した機種です。
もう一つの特徴が900mAhという、スマートウォッチとしては最大容量のバッテリーを搭載し、280時間もの待ち受けが可能な点です。
購入にいたるまで
「DOMINO DM98」のインパクトは大きかったです。
中華のショッピングサイトを見ていたら「ビビっと」来ましたよ。変わったガジェット(俗に言う変態端末)が大好きな私は「DOMINO DM98」に一目ぼれしてしまいました。
スマートウォッチとしては大きすぎる筐体。横長のゲーム機然としたデザインと金属削り出しの高級感がありそうなボディ。スマートウォッチ黎明期にあった「NEPTUNE Pine」のように単にAndroidを小型化して腕時計にしたタイプのスマートウォッチですね。
こちらは「NEPTUNE Pine」。欲しかったのですが、めちゃ高いです。
スペックは「DOMINO DM98」よりも上ですので、今でも通用します。
この大きさにも結構惹かれました。一般的なスマートウォッチは1インチちょいのディスプレイなので、AndroidWearみたいに通知がメインなら問題ないのですが、私が好んで使うAndroidそのものを搭載したスマートウォッチの場合、地図を見たかったり、メールを返信したりする時に画面が小さすぎるのです。
ゲームなんかもQVGAの2インチあれば、昔のゲーム機(ゲームボーイアドバンスで2.9インチでした)のように遊べるかな?と思いました。
でも、購入を躊躇わせたのがスペック。2016年を振り返ってみるとメモリ1GB、ストレージ8GBが主流になった年でした。ところが「DOMINO DM98」のメモリ512MB、ストレージ4GBは2015年にスタンダードだったスペックです。(なぜか最近はスマートウォッチは全体的にスペックダウン気味ですが・・・)
ちなみに上の「NEPTUNE Pine」はストレージが32GBのモデルもあります。「DOMINO DM98」はmicroSDが使えないにもかかわらず、ストレージが4GBしかありませんので、私の主目的のオフライン地図を入れるには少ないです・・・
| ディスプレイ・解像度 | 2.2インチ液晶 / 320x240ピクセル |
| CPU | デュアルコア MTK6572 1.2GHz |
| RAM/ROM | 512MB/4GB |
| OSバージョン | Android 4.4 |
| 無線LAN | 802.11 b/g/n |
| Bluetooth | Version 4.0 |
| 3G通信 | WCDMA(850/2100MHz) |
| 本体サイズ・重量 | 59x26x12mm / 92.5g |
| SIMカード | nanoSIM |
| バッテリー | 900mAh |
私はAliexpressで購入しましたがトラブルが多いので、トラブルの少ないGearBestがオススメ。
国内Amazonで扱っていれば良いのですが、今のところ登録はありませんね・・・
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開封レポート
高級そうに見える擬革紙のパッケージです。
蓋を接着しているシールが、剥がれかかってましたが、作り自体は悪くないです。
開封。アクセサリが入っている箱なんかも丁寧に作られております。
腕時計もクッションに保護されていて、好印象なメーカーです。
でも、シルバーを注文したのですが、入っていたのはブラックでした。これはAliexpressのセラーの問題。返品とか面倒だし仕方ないので、このまま使います・・・
筐体は金属でできており、なかなかしっかりした作り。バンド部分はゴムでちょっと安っぽいです。
バックカバーもプラスチックなのですが、梨地風の加工がされていたり丈夫そうな素材で良い感じ。
もっと野暮ったいものを想像していたのですが、見た目は思っていたより良いですね。
肝心の本体の大きさですが、こちらも想像より小さいです。ゴムバンド部分を見るとさすがに幅広なのですが、ベゼルがそれほど広くないのと、短辺部分が結構短いので腕にしたときはしっくりきます。
ちょうど「FINOW Q1」を横に広げた感じですね。
もっとデカ!ってのを期待していたのですが、良い風に裏切られました。
でも、他のスマートウォッチと比べてデカい事には変わりありません・・・(笑)
液晶サイズの近い昔の携帯電話と並べてみます。
携帯電話は長い間、QVGAで2インチ台のサイズが主流でしたので「DOMINO DM98」のサイズ感や解像度には何か懐かしさを覚えます。「DOMINO DM98」もバンドを外せば超小型のスマートフォンとして使えそうですね。
物理ボタンは電源兼用のホームボタンのみ。
こちらはホームアプリを変更すると、単なるホームボタンになってしまうので注意。
(スリープさせられなくなるので、電源ボタンの代替アプリが必要になります)
写真では見えにくいですが、マイク穴もこちら側にあります。
反対側は液晶面にカメラと、側面にスピーカーがあります。
このサイズで携帯電話・スマートフォンとして必要なものは全て揃えています。
充電器は磁石でくっつくタイプ。
充電器は背面の接点に装着します。背面にはSIMカード用のカバーがあります。
結構簡単に外れるので、紛失にご注意。
ちなみに、カバーを開けたところ。
ちょっと深いところにSIMカードスロットがありますので、指が太いとSIMカードを入れるのは難儀。
起動してみます
ホーム兼電源ボタンを長押しすると「Tenfifteen QW09」と同じ「FunOS」の起動画面が出ます。
戻る操作も「Tenfifteen QW09」と同じで左から右に画面を大きくスワイプです。
カメラに映り込みの反射防止のフィルターを取り付けているので、若干暗く見えますが、実際の液晶はとても明るくて奇麗です。
こちらは標準のホーム画面。
フラットデザインらしいアイコンデザイン。
きちんと日本語にも対応していました。
初出のスペックシートを見たときはAndroid4.4で日本語非対応だったので、これは嬉しい。
設定画面はこんな感じ。基本的な部分は日本語になっているので、分かりやすいです。
画面の右の方を見てもらえばわかる通り「Button Savior」を入れて、戻るボタンや電源ボタンを付与させています。
これがあればホームアプリを入れ替えた場合でも、スリープモード(ロック)にする事も可能です。
こちらが標準のロック画面というか時計画面。
なんかとてもダサい・・・ので、変えたいと思います。なんでタコメーター?
時計としてより、普通のAndroid端末として使いたいので、Androidのロック画面風にしてみました。
ちなみにロック画面で長押しすると変更可能です。
メニュー周りを見てみる
普通のAndroidスマートウォッチが2列2行のメニューなのに対して、3列2行の配列なので利便性は高いです。
でも、不要なものも多いし(アイコンは並べ替えはできますが、消せません)ホームを入れ替えたいと思います。
幸いにもGooglePlay対応なので、こちらでホームアプリをインストールしてみる事にしました。
その話題は次の項目で述べるとして、標準ホームの場合、一番下までスクロールすると起動中のアプリ一覧が選択できます。この方法でのタスク管理も面倒なので、やはり「Button Savior」推奨です。
メニューのデザインはタイルのような3列3行の表示にする事も可能です。
普通のAndroid端末として使ってみる
ホームアプリを入れて普通のAndroid端末みたいにして使ってみました。
違和感ないですね。さらに縦向きにすれば、まさに小型のスマートフォンです。
ちなみに「DOMINO DM98」は方向によって視野角に差があるので、横向きより縦向きの方が安定している模様。
(個体差かもしれませんが・・・)
アプリを色々入れてみました。
一昔前には普通に端末に採用されていたQVGA解像度なので、対応しているアプリも多いです。
こちらはゲームアプリ。QVGAなのでエミュレーターには最適です。
Bluetoothのゲームパッドがあれば普通に遊べました。
実際にアプリを色々動かしているところ
オフライン地図は容量の関係でお気に入りの「MapFan」が入らないので、OpenStreetMapを使った小さめのを入れてみました。
ソニックなんかは「DOMINO DM98」には最適ですね。
2Dなのでサクサク動きます。
ただ、スクリーンパッドだと、画面がほぼ隠れてしまって操作しにくいです・・・
3Dのゲームでも、少し前のアプリなら問題なくサクサク動作します。
「RAYMAN」みたいにワンタップで操作するゲームだと、さすがに遊びやすいです。
やはりQVGAは(オールド)ゲームに最適な解像度でした。
最新のアプリには対応できないかもしれませんが「DOMINO DM98」はAndroid端末としてゲームでも実用アプリでも、そこそこ普通に使えます。
まとめ
「DOMINO DM98」は大きさに反して意外と使い勝手の良い端末でした。
何と言っても2.2インチの液晶は、スマートウォッチとしては圧倒的に見やすいですね。
もうスマートウォッチというより最小のAndroid端末です。
しかも、超小型を謳うスマートフォン「Elephone Q」(2.45インチ)よりもさらに小型なのに、バッテリー容量はこちらの方が大きいです(「Elephone Q」は650mAhで、「DOMINO DM98」は900mAhです。スマートウォッチのバッテリーは300~400mAhなので、だいたいスマートウォッチ1台分多いです)
ただ大きさは気になりませんが、金属製で重さはそこそこあるので、頻繁に使っていると腕が疲れるかもしれません・・・
肝心のバッテリーについてですが、まだ1週間くらいしか使っていないので、判断はできませんが、他のスマートウォッチに比べて倍くらいは持つと思います。
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この記事へのコメント
ゴトウ
私もDM98を購入を購入しました。
仕様には加速度センサーが搭載されているのですが、加速度センサー
確認のアプリを入れて確認したところ動作しません。
管理人さんのDM98は動作しているでしょうか?
Yuki
仕様を見ると、確かに加速度センサーと書かれていますね・・・
今手元に本体がないので、後で試してみようと思うのですが、そういえば自動で画面回転はしないので、怪しいですね・・・
ちょっと調べてみてから、追記いたします。
キョウジ
初めまして。キョウジと申します。
私もDM98を購入致しました。
すみませんが、教えていただきたいことがございます。
一つ目は、オススメのホームアプリを教えていただけますでしょうか。
初期設定のままでは、かなり使いにくいですね。
二つ目は、Google playについてです。
Google play起動後、アプリ検索窓が見当たらないのですが、管理人様はいかがでしょうか?
また、アプリの「急上昇」とか「売上トップ」といった項目を選ぶと、読み込みエラーが発生するのですが、管理人様はいかがでしょうか?
うまく使いこなせなくて困っております。
ご返信いただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
Yuki
ホームアプリの方は、私は小型のAndroid端末として使いたかったので、ADW Launcherを使っています。
アイコンの数を少なくすれば、デフォルトのホームみたいに1画面に4~6つのアプリを大きく表示する事も可能です。
ただ、DM98はホームを入れ替えるとスリープが効かなくなるのが困りもの。
使い勝手を高めるなら、ホーム入れ替えと同時にButton Saviorを入れることをオススメします。
こちらを入れると、スリープも簡単にできますし、戻るボタンやタスク切り替えも使えるようになります。
私の場合、GooglePlayはPCから遠隔で入れているので、本体のはあまり使いませんでした。
キョウジ
ご返信、ありがとうございます。
管理人様からのお話をもとに、いろいろ試してみようと思います!
DM98が更に進化したものがそのうち発売されないかなと、密かに期待しながら(笑)
これからも、サイトの更新を楽しみにしております!
まさひと
simカードの入れ方がわからないので、教えていただけないでしょうか??
よろしくおねがいします。
Yuki
SIMカードは背面のカバーを爪などで明けて、中の金具を起こして入れます。スマートフォンにもよくあるタイプです。
結構やり難いので、細めのマイナスドライバーなどを補助に使うと良いです。
http://gadgetr.up.n.seesaa.net/gadgetr/image/DM98-09.jpg
一度外すとカバーは外れやすくなりますので、ご注意ください(私の個体の場合)
Yuki
DM98の後継が出たら嬉しいですね!
このタイプ(小型Android的な)のスマートウォッチは、ラウンド型に比べて使い勝手が良いので、スペックがFINOW Q1くらいあれば、もっと活用できたのに・・・と思います。
デザインもなかなか面白くて気に入っているので、次はバンドから外して小型スマートフォンとして使えたり、物理ボタンの数が増えてくれれば嬉しいですね。
monmomon
ご購入された方にお伺いしたいのですが、バンドの取り外しは可能か教えて頂けますでしょうか?
Yuki
ざっと見てみた限りでは、取り外し用の穴などの機構がないように思えます・・・
取り外せれば、色々と面白い使い方もできそうなのですが・・・
ぶろっかー
F11押してdisplay: none;に書き換えるだけじゃねwww